史跡 舟見城跡
舟見城跡の概要
舟見城祉館は模擬天守です
舟見城祉館は模擬天守です
舟見城は、富山県下新川郡入善町舟見にある山城です。
現在は、城跡が舟見山自然公園となっていて、本丸跡には模擬天守である舟見城址館と藁葺きの「山の本陣」があります。
模擬天守は、けっこう立派な建物ですが、上の階の幅をもっと絞るべきで、これだといまいち天守らしくない構造になっています。
それと城跡を公園化するときに遺構が破壊されてしまったようで、郭跡はかろうじて残っているのですが、土塁や空堀といった定番の遺構が残っていないのが痛いところです。
この城を築城したのは、宮崎城城主の宮崎太郎の嫡子である入善小太郎と言われています。
築城年ははっきりしませんが年代的には源平合戦(1183年)から承久の変(1221年)の頃と考えられます。
戦国期には弘治年間(1555〜78)に上杉謙信が敵中へ攻め入ってきて、当時の舟見城主であった飛騨守左近尉が防戦したがついに破れて、黒部川断崖より飛び降り最期を遂げたといわれています。この際には上杉軍に城の水源を教えた老婆がいて、そのために水の手を断たれて城が落城したと言われています。
落城の際に身を投げた「飛騨が渕」の地は今も現存します。
江戸時代となって黒部川にも橋梁が架かれるまで、舟見城は宮崎城と共に戦略上の重要な山城でした。
現在は城跡が公園となっていて市民のいこいの広場となっています。
さてこの城を攻めるにはどうするかですが、けっこうな山城ですので攻めるのは容易ではありませんが、史実通りに水の手を断つのは最も良策でしょう。包囲して兵糧攻めと言うのも良いですが、少し時間がかかりそうです。
この城ならば抜け道などもありそうですが、いずれにしても攻城側としては力攻めは犠牲が大きくなりそうでできるなら避けたいところでしょう。

山の本陣は藁葺きです 舟見城縄張図
山の本陣は藁葺きです 舟見城縄張図
説明板 展示されていた甲冑や陣羽織
説明板 展示されていた甲冑や陣羽織
天守から見た本丸跡 舟見城址館入り口
天守から見た本丸跡 舟見城址館入り口
舟見城祉館の石碑 舟見城の歴史
舟見城祉館の石碑 舟見城の歴史
舟見城祉館
住所 富山県下新川郡入善町舟見字熊坂33-2
電話 0765-78-2730
開館日 4月1日から12月14日(火曜日休館)
開館時間 午前9時〜午後5時
入館料 大人200円 小中学生・幼児・65歳以上・身障者は無料
駐車場 30台 無料
舟見城跡
住所 富山県下新川郡入善町舟見 形式 山城 (標高252m/比高117m) 模擬天守:3層3階 
遺構 曲輪 築城者 入善小太郎
施設 模擬天守 山の本陣 公園 その他   城主 飛騨守左近尉
駐車場 あり 築城年 1183年〜1221年頃
文化財 なし 廃城年 江戸時代初期
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